重要事項説明書及び売買契約書の書式変更
お世話になります。後藤不動産と申します。
以前、宅建業法の法改正について紹介した際にも触れましたが、昨日に全国宅地建物取引業協会連合会が公開している重要事項説明書と売買契約書の書式に更新がありました。重要事項説明書・売買契約書とは不動産の売買契約や賃貸契約等を締結する際に取り交わす書類の事で、殆どの宅建業者がこの書式を利用しています。
法改正に伴う更新は『宅建士㊞欄の削除』のみでしたが(と言うかそれしかない)、結構気の利いた更新、文章表現の変更もあり、ありがたく感じた次第です。
因みに不動産業界あるあるでは、昔の古い書式をそのまま使い倒している業者様が多々います。重要事項説明書は作成するのにかなり時間を要すので、一度作ったものを雛形として使いまわしたい気持ちは分からなくもないのですが、法律に即していない変更なら良いのですが、最新の法律に即していない場合は大問題で、トラブルに発展する事が予想されます。
消費者が確認する方法として、書式の右下に更新年月の記載がありますので、確認することをお勧め致します。