確定測量とは
測量の目的は、土地上の状況を把握し地形図を作成することですが、不動産取引においては隣地との境界を明確にする確定測量が重要となります。現状の不動産取引では公簿売買として、境界を明示しない等、軽視されているように見受けられますが、購入後に隣地の方と境界の事で揉めたり、土地が自身が思っていたよりも面積が狭く売主と揉める等、思わぬところでトラブルに巻き込まれることがあります。こういった事を未然に防止する点で、取引時に確定測量を条件として入れ、境界を明示しておくのは必須であると言えるでしょう。
弊社では測量士が在籍しており、土地の測量、境界の明示についてもご相談を受けることが可能で安全な不動産取引を行わせて頂きます。
確定測量の手順
① 物件調査・・・・法務局や役所等にて、依頼地や隣接土地について、公図・地積測量図・全部事項証明書等の必要な資料の収集作業を行います
② 現況測量・・・・・土地の状況について測量し、現況測量図を作成します
③ 道路境界確定・・・官公署と立ち合いを行い道路と依頼地について、境界が確定しているかどうかの確認を行います。
④ 隣接地立会・・・・隣接土地所有者と境界について、法務局資料や現況測量図を用いながら、現地立会の上境界を確認します。
⑤ 境界標の設置・・隣接土地所有者と境界が確認されれば、境界標と呼ばれる目印を現地に設置します。
⑥ 境界確定書の交付・・・境界確定書、立会証明書（名称は様々です）と言った、境界が分かる書面を作成し交付します。
※全体の期間として①～⑥をすべて行い、約2～3か月ほど要します。
お気軽にお問い合わせください。0270-27-5651営業時間：09:00～18:00（日曜定休日）
お問い合わせ